小規模多機能型居宅介護利用時のメリットとデメリット
垣根のない、シームレスなサービス提供を可能にする小規模多機能型居宅介護ですが、注意点もあります。
メリットとデメリット
小規模多機能型居宅介護は、利用者様が「住み慣れた地域で安心出来る生活」を継続していく事を目的に創設されたサービス形態となっていますので、そのような生活をご希望される方にはメリットが多くあります。それではデメリットはどのようなところにあるのでしょうか?メリットとデメリットをそれぞれあげてみます。
メリット
- 3つのサービス(デイサービス、訪問介護、宿泊)の一体的提供による、シームレスなサービス提供方法
- サービス内容の変更等がスムースに出来る
- 一体的なサービス提供による、スタッフの変動の少なさ(見慣れないスタッフが…ということが少ない)
- 利用料は1か月固定の月額制 ※詳しくは左メニューの「利用にかかる料金について」をご参照下さい
デメリット
- 居宅介護支援専門員(ケアマネージャー)の交代が必要
- 合わないスタッフが居る場合など、訪問介護サービス等のような簡易な変更が出来ない
- 他の介護保険サービスの利用制限
- 極少数回のサービス利用は出来ず、2つ以上のサービス利用が必要
→通いなれたデイサービスや長く使っている訪問サービスなどの利用が出来なくなる
(併用可能サービス:訪問看護/訪問リハビリ/福祉用具貸与・販売/住宅改修、居宅療養管理指導)
→週に1回の訪問介護のみ利用、などは難しい
上記がおおよそ考えられるメリット・デメリットです。
小規模多機能型居宅介護を利用する上で、メリットを多く受けられる方には良いサービス選択だと思われます。