小規模多機能型居宅介護とは?

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小規模多機能型居宅介護は、利用者様が可能な限り自立した日常生活を送ることができるようにと、位置づけられたサービスです。

 

利用する方の選択や状況に応じて、施設への「通い」を中心として、短期間の「宿泊」や利用者様宅への「訪問介護」を組合せ、家庭的な環境と地域住民との交流の下で日常生活上の支援や機能訓練を行います。


従来のサービスで例えると、通いはデイサービス、宿泊はショートステイ、訪問は利用者様宅への訪問介護に該当します。


しかし、通いや訪問、宿泊といったサービスを利用する際、スムースにいかないことも多かった既存のサービスとは違い、基本的なサービス(通い・訪問・宿泊等)を一体化することにより、垣根のないスムースなサービス提供をしていることが一番の特徴です。また、事業所毎にスタッフが変わるこがなく、すべて同じスタッフでサービス提供をしていることも特徴です。


デイサービス利用時、訪問介護利用時、宿泊利用時。


基本的に一括的なサービス提供の為、スタッフが変わることがありません。微妙な変化に敏感な認知症の方はもちろんのこと、認知症のない方にとっても負担の少ない、馴染みの出来やすいサービス体系となっています。




それでは、垣根のないサービスとはどのようなものでしょうか?


従来のサービス体系では、サービスが別々の事業所からの提供になっているため、受けたいサービスを受けるには事業者間やケアマネージャーとの調整する事務作業等が必要でした。また、各事業所のサービス提供時間に則り、ある程度決められたサービス体系になっていることも多いです。


しかし、小規模多機能型居宅介護では特に決まりがなく、「昼食だけ食べにデイサービスへ行く」利用者様であったり、「入浴」するときはデイサービス、それ以外は自宅で」といった利用者様であったり、「今週は家族がいないから宿泊したい」といった利用者様であったり。


このようなシームレスな対応が出来る、文字通り垣根のないサービス提供体系になっています。このような柔軟なサービスが、「住み慣れた我が家での生活」、「仲の良い友人知人との付き合い」、「お気に入りの店舗への買い物」、などとといったこれまでの生活を支えていきます。


住み慣れた我が家、仲の良い人との交流、自分らしい生活の継続や生き方、このような生活を望む方は多いかと思います。


小規模多機能型居宅介護は、そんな願いのお手伝いをさせて頂く為の介護保険上のサービス施設です。

 

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提携医療機関や訪問看護機関による24時間バックアップ体制、歯科や理美容に関する体制等、安心して頂ける為の連携・協力体制づくりを心掛けています。

 

2021.05現在、まほろばにご協力頂いているクリニックは下記のとおりです。

協力医療機関 4院

→訪問看護ステーション併設 2院

→2021.11より提携医療機関が増えました!

協力歯科医院 1院